初恋にもだもだする窪谷須亜蓮の話

『アイドリング・クラッチ』  放課後の校舎裏から、途切れ途切れにギターの音が聞こえていた。廊下の端まで来た俺は、窓から外を覗いて辺りに人目がないことを確かめると、そのまま階段を下りた。帰るなら正門は逆方向だし、こっちへ来…

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